2016年9月11日日曜日

スタッフの休日 モトミンの里帰り 編

こんにちは!元塩店のモトミンです。

突然ですが、夏といえば南の島!

というわけでこの夏、約2年半ぶりに里帰りしてきました。

帰省の際、夏らしい写真がたくさん撮れたので(主に魚釣りですが)、せっかくだから故郷の観光PRも兼ねて、ご紹介したいと思います。



ここ数年はズットンでなんとか馴染んでいる僕ですが、

実は生まれも育ちも奄美大島という南の島の出身です。





奄美大島は鹿児島本土と沖縄本島のちょうど真ん中くらいにある島です。

台風情報ではお馴染みですよね。

奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島など8つの有人島からなる島々が奄美群島と呼ばれ、そこから南は沖縄県になります。

『奄美』と言うと、『沖縄ですか?』とよく訊かれますが、鹿児島県なのです。

でも、文化的には沖縄 『琉球』 にとても近いですね。方言も似ています。


また、奄美大島は『東洋のガラパゴス』と言われるように独自の生態系を有しています。

アマミノクロウサギをはじめとして、数十種類もの希少な動植物が生息しており、日本の本土とも、沖縄や大陸とも隔絶されたが故の貴重な生物の宝庫なのです。
最近では世界自然遺産への登録を目指し、行政や観光業の関係者などが頑張っています。

とにかく奄美大島は、オキナワという南西諸島の代表的な島々に比べれば認知度は低いかもしれませんが、美しく豊かな自然が残る、穏やかな島なのです。

大島南部

これまで奄美大島までの直行便は鹿児島空港、大阪伊丹空港、羽田空港の三つだけでしたが、最近ではバニラエアという格安航空便も就航しています。成田空港から。

片道5840円~だそうです。これは超格安ですよ!

ただ今回はいろいろな都合もあり(成田まで行くのが面倒くさいし)、大阪伊丹空港から出発しました。



伊丹空港から出発です


大阪伊丹空港から約1時間半のフライトで奄美空港に到着。

出迎えてくれたのは、地元紙の新聞記者で5つ上の兄。ちょっと太ったな。

空港から実家までの海沿いの道。何でもない風景が懐かしゃ~。




ちょとだけ実家で寛いだ後、せっかく島に帰ってきたんだし、天気も良いし、さっそく海に行くことに。実家のワンコも一緒です。


家の近くの浜。良い雰囲気だー



快晴じゃー

青い海。白い砂浜。

これが僕の原風景。何とも言えない懐かしさに胸が高鳴るような、落ち着くような。


とりあえず釣竿も


釣りが好きなので、海水浴にもとりあえず竿を持っていきます。

使っても良いし、使わなければそれでも良いし。そんな適当な感じです。


まずは泳ぐどー!

久しぶりの島の海にテンション上がってきた!

しかし、僕よりもリードから開放されたワンコの方が俄然テンションが高い(笑)

そこらじゅう走りまくり泳ぎまくり! 犬だって海は楽しいよなー


泳ぎめっちゃうまいし

テンションMAXのワンコは浜に放置して、潜ってみましたー



この日は少し濁っていましたが、キレイな魚がちらほら見えました。

幼いころに比べれば随分サンゴが減った気がしますが、それでもキレイな海には癒されるー!








はしゃぎすぎた。ちょっと休憩

泳ぎ疲れたので、岩の上で釣竿をだしてみました。


何か釣れるかい~

岩礁の間は流れがあって良いポイント

よく針に掛かったや(笑)

すぐにヒット!でも小っさ!奄美では「ガラ」と呼ばれる定番の魚。

ヒラアジ類の稚魚をまとめてこう呼びます。もう少し大きくなれば食卓にもよく登場しますよ。

オマエを待っとったどー!

続いて釣れたのは、「ネバリ」と呼ばれるカンモンハタ。

小ぶりな魚ですが、とても美味しいので持って帰ると母に喜ばれます。


意外なやつが釣れた

兄が釣ったのは「メジナ」。これは全国的に釣れますね。夕飯が楽しみだ!


そろそろ帰ろうじ
日も傾いてきたので帰ることに。

魚は海で捌いておくと母に喜ばれます。


ナイフ持参はあたりまえー

こいつは塩焼きに、いや刺身か…。じゅるり

オマエは煮付けじゃー!
家に帰り、魚をまとめて母に手渡すと……

全部まとめて煮付けにされたー!
美味しい夕食となりました。




翌日からは、久々に帰ってきたということで、墓参りにいったり、親戚やお世話になった人々に挨拶にいったり。
夜は庭でBBQしたり。近くに住む叔父も呼んで酒盛りが始まったり。


僕のオジ。平日なのに飲む気満々(笑)


ゆったりとした島の時間に癒されました。



数日経って、今度は親父と兄と三人で釣りにいきました。(釣り一家なんです)

今度はリーフ釣り。

リーフとは島の周りの所々にある、サンゴ礁が発達し隆起した磯場のことです。

大潮の干潮時には沖合数十メートルまで歩いていくことが出来ます。

普段は海の中なので、人に荒らされることはありません。そのため魚影が濃く、魚や貝が豊富に獲れます。
島の人たちは昔からこういったところで魚や貝などを獲ります。

「獲る」といっても、自分たちが食べる分しか獲りません。それにウニ、イセエビ、サザエなどの捕獲は漁協が管理していますので、これを無視してしまえば密漁になります。

道路沿いに車を停めて仕掛けの準備
まあ、僕たちは魚釣りが目的なのでそんなこと気にすることはなく、

魚介類は島の貴重な資源です
 海へおります。

潮が引くのをしばし待つ
 もうすぐ干潮の時間。

しかし、「もう待ちきれん!」とさっさと沖へ向かう兄を追って、慌てて親父と僕も歩き出します。

親父「せっかちなヤツじゃ」

リーフの中にあるプールは最高の釣り場
潮に浸かりながら釣りを始めます。 大潮の時にはもっと潮が引いて完全に陸地のようになります。

リーフの先端や所々に穴が空いたような場所は魚の宝庫。時には直径1メートルくらいの穴に糸を垂らして、大物ネバリを釣ることもあります。

今日はちょっと潮が高くて釣りづらい。

兄「そんなでかくないけど」

辺りの風景を撮ろうとしていたら、いきなり兄が釣り上げる。早いよ。


小さい魚もガンガン食ってくるよ
この日はあまり潮が引かないので、1時間ほどで撤収。

思ったほど釣れなかったけど、夕飯のおかずには十分な釣果となりました。



今日はエラブチのから揚げじゃー!

奄美では「エラブチ」と呼ばれるブダイの仲間たち。

色はカラフルでかわいらしい感じですが、引きが強く釣って楽しい魚です。

食味は好みが分かれるところですが、ちゃんと調理すればおいしいですよ。僕は大好き!


とまあ、リーフ釣りはこんな感じでした。




釣りの他にも、カヌーに乗ってマングローブを探索して遊んだり、台風の対策に追われたりといろいろありましたが、

かな~り長くなってしまいましたので、今回はこのへんにしときたいと思います。

魚釣りばかりでしたが、奄美の魅力が少しでもみなさんに伝われば幸いです。

機会があればまたブログにも書きたいと思います。

興味がある方は、いくらでもお話ししますので、ぜひ店頭で声を掛けてくださいね!







ボルタ゛ー見つけた

いずれは奄美でもクライミングが出来るようにしたいなー。




モトミン

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