2017年7月27日木曜日

久しぶりの3000m峰だよ♪ 仙丈ケ岳へ行ってきました!

連休をもらい、猛暑を避けて小川山へ向かったものの、無情なる雨雲の接近により泣く泣く日帰りになってしまったらっちょですこんにちは。皆さん、雨雲レーダーには目を光らせましょうね?


まずはお知らせから。2016年にも行いました10月末のタイツアー、今年も参加者を募集いたします!
ツアー日程などについてはこちらから


話は変わって、今回は久しぶりの3000m峰、仙丈ケ岳へ行ってきたお話。


3000メートル峰」と聞くと縁遠いと感じられる方もいると思いますが、今回登ってきた仙丈ケ岳は飛騨の乗鞍岳と並んでアクセスしやすい山の一つ。

・公共交通機関で上がって2000m以上の場所から歩き始めることができる
・適当な位置に小屋が立ち、宿泊や休憩も可能。余裕をもったルートの構築が容易
・起伏がなだらかで歩きやすいルートがある

もちろん、しっかり道具を揃えて近くの山を歩いてみたり、経験者から情報を聞いてみたりする必要はありますが、クライミングなどで普段から体を動かしている方は構えすぎなくても大丈夫。
当日は中央道・伊那ICを降りて「仙流荘」へ。マイカーはここまでなので、バスへ乗り換えて甲斐駒ケ岳などへの登山の起点にもなる「北沢峠」に向かいます。
 
北沢峠からは日本第二位の高さを誇る「北岳」へアプローチできる「広河原」へのバスも出ています。



バスを降りて準備運動したら早速登り始めます。こうした看板が随所に立っているので自分の位置やペースが把握しやすいですね。


雲は多いもののお天道様も見えて登山日和♪ 

ところどころガスっちゃいますが変化を楽しむのもいいですね。

  
 テクテク進むとだんだんと周りの様子が変わってきました。

ハイマツ

ミヤマミミナグサ

ハクサンシャクナゲ





ハクサンイチゲ

山小屋に泊まりながらのんびり登っている方々とも何度かすれ違いました。次回は小屋に泊まらせてもらいながら、甲斐駒ケ岳など周囲の山を歩いてみるのもたのしそうです。

真っ白い雲を下に見ながら歩いて...

まずは仙丈ケ岳の手前にある「小仙丈ケ岳」(2864m)に到着!
半袖でも涼しすぎるくらい... 

 続いて向かうはもちろん「仙丈ケ岳」! 




 途中で嬉しいサプライズ♪

子連れのライチョウを見てほっこりした気分のまま目的の「仙丈ケ岳」(3033m)に到着!



頂上のすぐ近くで早めの(10時過ぎ!)昼食。アルファ米に赤貝の缶詰をトッピング。簡単ながら甘めの味付けがGOODでした。

下山中に発見!冬にはどんな景色がみられるのでしょうか...


 
トコトコ歩いて早めの下山。バスの時間に間に合いました(汗

おや?おいしそうなメニューが載っていますね...♪ 

途中で出会った方々とおしゃべりしたり、持ってきた食材をいただいたりしながらの登山はとても充実したものになりました。もくもくとストイックに歩くのもいいですが、せっかくの山での出会い。積極的に話しかけてみるのもいいものですね♪

オオムラ

2017年7月22日土曜日

八ヶ岳連峰の最高峰・赤岳へ!

こんにちは!

先日のお休みを利用して八ヶ岳連峰の最高峰

赤岳(標高 2899m)

へ行ってきました~♪

周辺を硫黄岳・権現岳・横岳・阿弥陀岳などに囲まれた赤岳は八ヶ岳連峰の最高峰。登山ルートを確認すればすぐわかりますが、隣り合った山への縦走路が広がり、山小屋も各ポイントで運営されているので、日帰りだけでなく2-3日使った登山にもおすすめの山域です。

今回は美濃戸口から以下のようなルートで歩いてきました。

美濃戸口 ⇒ 美濃戸 ⇒ 行者小屋 ⇒ 文三郎尾根 ⇒ 赤岳頂上 ⇒ 赤岳頂上小屋 ⇒ 赤岳展望荘 ⇒ 地蔵の頭 ⇒ 地蔵尾根 ⇒行者小屋 ⇒ 赤岳鉱泉小屋 ⇒ 北沢ぞいの登山道 ⇒ 美濃戸 ⇒ 美濃戸口
早朝、美濃戸を出発して南沢づたいを歩きながら行者小屋をめざします。



この日は前日の夜に大雨が降っていて(正直登るのをあきらめかけていたんですが)、空気中の水分が多いためか木陰から差し込む朝日がキラキラ。幻想的。

八ヶ岳には日本全国の約1/4のコケが自生しているそうです。歩き始めは左右を見渡せばびっしりとコケに覆われています。
※「苔の会」さん主催の「苔のある風景 写真コンテスト」はこちらから 

 シロバナノヘビイチゴ
 コイワカガミ
森の切れ間では青い空と天高く伸びる白い雲!
行者小屋から見る阿弥陀岳。テントから出てこれから歩き始める方や小屋前のベンチで休憩する方など早い時間にもかかわらず良い賑わい。

行者小屋から文三郎尾根に入ると勾配が一気に急になりますが、要所要所に土の流れ止めや写真のような階段が設置されているところも多く、歩きやすい場所が多かったです。


足元を見るとクライマーにはなじみの深いマンモスマークが!

休憩中に食べるアンパンは格別だわ~♪幸せだわ~♬

7月に入っても一部にはこうして雪が残っています。赤岳周辺は雪山登山などでも賑わう場所。ズットンで登っている方にも夏冬問わず通っている方が。その方の話を聞いて、いつか来てみたかった山だったのです。 

 朝方は晴れていたのですが、昼前から小雨が...すぐにシェルを着ます。

雲に覆われて全く周囲を見渡せませんでしたが...無事登頂!


 ジェットボイルでお湯を沸かしてコーヒーで(一人w)乾杯!

山小屋を二つ過ぎた後、 くまモン柄のお地蔵様を目印にして地蔵尾根を行者小屋に向けて下ります。こちらも足元は安心設計。


行者小屋から赤岳鉱泉小屋までは30分ほど。これが驚きの小屋でした!

カレーの種類が6種類・パスタが4種類!スタッフの方も笑顔で対応してくださりとても気持ち良い山小屋でした。

らっちょはインドカレーをチョイスしました。うまうま♪

おなかいっぱいでのんびり下山。明るいうちに名古屋へ。 

暑い日が続く今年の夏。標高をぐっと上げて涼しい場所へ登ってみませんか?

オオムラ