程よく暖かくて、まさにクライミング日和でした♪
傾斜のある場所や難しめのルート、左右に大きく動くルートなどでは途中の支点にカラビナが残されていることがあります(いわゆる残置カラビナです)。
鳳来などのいわゆる「ゲレンデ」にはルートの終わりにあたる終了点にもカラビナが設置されていることがあり、多くのクライマーがお世話になっていることと思います。
この残置カラビナ、何度も何度も(何度も何度も!!)ロープが中を通っているのですが、その度に熱と摩擦によって摩耗していきます。
丈夫な金属製のカラビナも月日が経つうちにこんなになっていきます。クライマーの体重を支えられるかどうか...(汗
新しいカラビナと比べると削れ具合がわかりやすいですね。オレンジのカラビナもロープがよく通る部分が削れています。削れて変形した部分は逆にロープ自体を痛めてしまうようになります。
このような摩耗したカラビナを見つけたとき、自分はもちろん、後から登るクライマーのためさっと交換できるよう、普段の荷物に「+1個」の残置用カラビナを入れておくようにしましょう。
JFA(日本フリークライミング協会)の発行している「安全BOOK」では終了点の残置カラビナについて書かれています。他にもクライマーにとって大切な情報が丁寧に書かれていますので、ぜひ手にとって読んでみてください。
オオムラ
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