2010年4月18日日曜日

名前の由来

「ズットン」

字だけで見ると、アクセントが難しいですよね。
「ズ」のアクセントを落ちるイメージで発音すると大きな物が音を響かせて落ちる音のように成りますが、「ズ」は登って行く感じで発音して下さい!そうすると響きが違います。これが正しいイントネーションです(笑)。

このジムの名前「ZU-THÔNES」ですが、オーナーであります私「江本悠滋」がフランスで長年生活していた村「THÔNES(トーヌ)」から来ています。

自分はスキー選手を目指し高校1年生の時にフランスへ渡ったのですが、その2年目に偶然にして辿り着くと、その後7年近く生活した場所です。

当時スキー選手としての生活はスキー主体の生活でした。学校もスキー選手の為の学校でしたので冬は雪の状態が良い午前中は雪上で午後から学校の授業と言う生活です。
スキーと言うとアウトドアなイメージですが、実は山の中につくられたゲレンデの一部の中だけで行なわれていました。

そんな閉鎖的だった印象から実際に山へ入り滑る楽しさや、自分の技術を利用して道具を操作できる楽しさを教えてくれたのもこの場所でした。怪我で競技スキーから離れるのですが、スキーを担ぎ山を登り滑る。岩壁を登って山頂を目指す。氷柱を登ったり、沢下りをしたり、自然の豊かさやそこで体を使って遊べる喜びを気づかされるきっかけをもたらしてくれた場所がこの村です。
自分にとってこの「THÔNES(トーヌ)」へ来た事が新しい一歩を踏み出す始まりだった
のです。

このボルダリングジム&プロショップ【ズットン】はここを利用される人にとって新しい何かを感じて頂け、自然の世界への入り口に成りたい。そう言う意味を「ず〜っとトーヌでありたい」と言う意味を込め名付けました。

遊びはその行為自体が楽しいと思う事も大切ですが、その周りに付随するハード(施設)やソフト(サービス)の両方が揃い質の高い楽しさに成ると思っています。
そして、その遊び自体がかっこいい物であることが長く続けられる事だと思います。

ズットンは最近増えた大型の施設程の広さはありませんが、登る空間も充分に確保して登る壁の形状も取り付けられたホールドもルートセット、マット構造や待機スペースと全ての面で拘りました。そして、トイレは更衣室にも拘っています。
また小さなショップスペースも準備しています。
このシュップスペースは今までのクライミングジムとは全く違った内容のショップと成りす。自分やスタッフが実際に山で使い、自信を持ってお勧めできる物だけを取り揃えます。こちらの方もお楽しみにしていて下さい。

そして、ジム内だけではなく自然の中で同じ「がむしゃらに登る」と言う事が楽しいと言う事を伝えて行けるよう頑張って伝えて行きたいと思っています。

長く成りましたが、これが「ZU-THÔNES」の名前の由来です。

そうぞ宜しくお願いします。

さ〜てオープンまで2週間を切りました。


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